読了

やさしさを忘れぬうちに/川口俊和

本かつお
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●なぜ気になったか

「コーヒーが冷めないうちに」が評判になった物語の第5巻。まだ1巻も読んだことないけど、本作の4話のタイトルみてどんな物語?、とちょっと読んでみたい気になった

●読了感想

これ系の話は涙が滲むことも多いが、全くそんなことなかった。非現実さと表現の浅さを感じたからなのかな。少数派だけど僕には合わない感じ。合わなさの真偽確かめに1作目も読んでみよう

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 問題は「愛」が薄れ「個」の主張が出てきた時である。その際、愛によって耐えられていたものが、耐えられなくなる
  • 友達なら許せることでも、恋人関係になると許せなくなる、同棲したら許せなくなる、結婚したら許せなくなるということがある
  • 売り言葉に買い言葉。感情のもつれのせいで、本来の言葉の意味はゆがみ、正しく捉えられなくなる
  • 世論だけが正解ではないことが、世の中にはたくさん存在する
  • お母さんにとって、お父さんの「おいしい」は幸せなんだ。ぼくは知ってる
  • 迷いとは心の中にいるもう一人の自分である。(中略)、人の心は移り変わる。どんなに固い決意をしても、些細な出来事が原因で、また迷いだす
  • 振り向いてもらえぬつらさは同じ、(中略)、思いを伝えられぬまま死ぬのはもっとつらい

●目次

  • プロローグ
  • 第一話 離婚した両親に会いに行く少年の話
  • 第二話 名前のない子供を抱いた女の話
  • 第三話 結婚を許してやれなかった父親の話
  • 第四話 バレンタインチョコを渡せなかった女の話

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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