読了

存在のすべてを/塩田武士

本かつお
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●なぜ気になったか

2024年度本屋大賞ノミネ作。おおむね本屋大賞系はおもしろくて楽しめる作品が多いので必ず読んでみることにしている。相性が悪い警察ものっぽいストーリなのが若干不安ではあるが、先入観は排除してまずは読んでみたい

●読了感想

登場人物や伏線が多めな警察ものは、集中力が続かなかったりで途中から興味が薄まることも多い。しかし、本作はまったくそんなことがなく、最後はどんな形で終わるのか早く知りたい気持ちにさせられて、一気に読むことができ楽しめた

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 流れのない川ではただじっと浮いていることが最善
  • 知らないうちに人助けでもしてたのか、と里穂は自らの幸運に目眩がした
  • 罪悪感が根底にある生活の中で張り詰めているからか、小さじ一杯の幸せでも涙が出そうになった

●目次

  • 序章 誘拐
  • 第一章 暴露
  • 第二章 接点
  • 第三章 目的
  • 第四章 追跡
  • 第五章 交点
  • 第六章 住処
  • 第七章 画壇
  • 第八章 逃亡
  • 第九章 空白
  • 終章 再会

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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