読了

これが生活なのかしらん/小原晩

本かつお
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●なぜ気になったか

なぜ読みたいと思ったのかわからない。読みたいリストに姿はなく、図書館で予約していたのが手元に届いた。本関係のポッドキャストかなんかでの紹介で知り、その場で図書館に予約したのかもしれない

●読了感想

個性的なワードセンスと感性で創られた独特な世界観を楽しめた。なにかが得られるとか感動するとかではないが、こうゆう感じは好き。でも、この感じだと次の作品が生み出されるまで時間がかかる気がする。次作の早期出版を期待

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 次へ行くと決めた人間というものは、そうやって、自然に、当たり前に、さらりと顔を合わさなくなるものであるのだ
  • 兄は中学二年生のとき、いきなりグレた。中学一年生までは、(中略)、気のよさそうな素朴な少年だったのに、思春期とは稲妻である
  • もし天国があるならば、こういう健やかでささやかな場所がいい
  • 思い出よりも、たったいまが大切なのはあきらかだ。そうだ。いまだ。頭ではわかっていても、くるしくなってくる。くらくらくらくらしてしまう。だって人間は思い出でできている

●目次

  • これが生活なのかしらん
  • ひとり暮らし
  • ソファーとテーブルとポールハンガー
  • 洗濯と半泣き
  • 自炊風景
  • お酒をおぼえる、わさびとふれあう
  • 妖精がいた
  • まあたらしい部屋
  • 雑草とホウプ
  • 三人暮らし
  • はじめての夜
  • お湯がでない
  • 斎藤ってだれですか
  • そういう平和
  • 屋上へ行きたい
  • 今日はたのしい手巻き寿司
  • お世話になっております
  • すべてがどうでもよくなったとき
  • ゆめのよう
  • 実家暮らし
  • ほんとうはやさしい子
  • 夏やすみ
  • 火をつけて
  • ストロー
  • 金の微糖
  • 兄のサービス
  • おまつりはみんなのもの
  • 寮暮らし
  • 春は近いか
  • かなしいゲストハウス
  • はたらくにんげん
  • 自転車が
  • それより私とサボりませんか
  • 風呂場と町田さん
  • 煮物をつくる
  • 微熱
  • 大阪出張日記
  • ふたり暮らし
  • 過日
  • 結婚体験
  • 生きたくなるセット
  • メトロノーム喉
  • お散歩
  • たらふくロマンス
  • あとがき

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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