読了

雫/寺地はるな

本かつお
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●なぜ気になったか

今のところ新作は必読で過去作もすべて読みたいと思っている作家さんのひとり。書き下ろしなので、どんな内容であれ、楽しめるかどうかであれ、そんなことはまったく気にならないのでまずは読む。今後も読みたい気持ちが続く読後感だと嬉しい

●読了感想

うん、いい、これ。淡々とした話なので同じ感想を持つ人は少ないかもだけど、僕はすごく好き。なにがいいって、主登場人物4人が、友達はこういう人がいいなと思うタイプだったこと。ただ仲がよいでなく深い部分で繋がれている関係って最高!

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 悲しい日こそ、晴れていて欲しい
  • 執着や憎しみは愛と同じ木の枝になる実だ
  • 気持ちの悪い発想だと思う。自分の定義する幸せな人生にあてはまらない人をかわいそうだと決めつける
  • 目の前で誰かが喜んでいると、こちらが贈り物を受け取ったように満たされる
  • 最初は正解だと思ったものが長い時間をかけて不正解になっていくことだって、もしかしたらあるのかもしれない。その逆もまた

●目次

  • 2025年4月
  • 2020年2月
  • 2015年12月
  • 2010年7月
  • 2005年4月
  • 2000年8月
  • 1995年9月
  • 2025年10月

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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