読了

ほどほど力/精神科医Tomy

本かつお
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●なぜ気になったか

著者のVoicyのファンでいつも聴いていて気づきをもらっている。今まで著作も何冊か読んだが、本作は出版時にはスルー。図書館の新入荷でみつけ、そのときに「ほどほど力」を磨くのも今後役立つかなと思い直し読んでみたくなった

●読了感想

「まぁ、そうだよね」と軽く賛同できることが盛りだくさん。常日頃、書かれていることを軽い気持ちで意識しておくことが生きやすさにつながるはずなので、いい本と思う。だが、著者の「アテクシ」表現が受け入れられず評価下げ、残念

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • こだわりにはアナタを満足させる効果と、苦痛に陥れる効果の二つがある
  • 「ほどほど」というのは、実はせいいっぱいに生きるために必要なこと
  • 相手への期待が人間関係の「ほどほど」を壊す
  • 「ほどほど力」というのは、結局のところ「自分を知る」ということ
  • (「なぜ」「なぜ」と繰り返し聞く)「なぜなぜ因数分解」のメリットは、自分の思い込みや癖を洗い出してくれること じゃ

●目次

  • はじめに
     
  • 第1章 いらないこだわりを捨ててみる
    • なんとか最低限回ればよろし。
    • こだわりの解像度を上げましょう。
    • 完璧主義な人ほど、制限が必要よ。
    • こだわりは少なければ少ないほどいいわけでもないのよ。
    • 何をどうしたって、他人と過去は変えられないわ。
    • 根っからの「完璧主義」もやわらげることはできるわ。
    • 何が何でも「ほどほど」じゃなくていいの。
    • プロフィール疲れにご用心。
       
  • 第2章 毎日にうまく余白をつくる
    • いっぱいいっぱいになって、日常生活に支障が出ていないかしら?
    • いっぱいいっぱいのときこそ、こまめに休憩をとるのよ。
    • 1時間に10分、休憩をとりましょ。
    • 限界になってからでは、遅いのよ。
    • マルチタスクよりシングルタスクで、余白はつくれるわ。
    • 何もしないでゴロゴロする時間こそ、本当の余白なのよ。
    • 休日じゃなくても、一日の中で、休み、楽しめばいいのよ。
    • ゆとりを生み出すアナタだけのルーティンをつくりましょ。
       
  • 第3章 「ほどよい距離感」を大事にする
    • 相手への期待が人間関係の「ほどほど」を壊すの。
    • 頼まれごとは、すぐには引き受けない。
    • アナタが「ずるい」と思う人はまわりの人だって「ずるい」と思っているわ。
    • やることがいろいろあるからこそ、100%をどう使うか考えるべきなの。
    • 完璧主義を人間関係にも求めないこと。放置していい問題だってあるわ。
    • 完璧にしたいことは、少しだけでいいの。
    • 世間体って、実はアナタ自身の考え方だったりするの。
    • 自分軸を大事にしたいなら、まずは自分だけに集中すればいいの。
    • 嫌なことをしてくる人にわざわざご褒美をあげなくていいわ。
    • 「なぜ」を繰り返していくことで、セルフカウンセリングできるわ。
    • 頑張りすぎる人ほどヘルプを求める練習が必要だわ。
       
  • 第4章 ふつうにやって十分合格
    • きっとアナタは、「頑張りやさんで優秀な世界」の住民。
    • やりたいことの「半分」だけ、やってみて。
    • 責任感の強い人ほど、簡単に仕事を増やさないで。
    • 忙しくないと不安な人に必要なのは真のゴロゴロタイムよ。
    • 作り上げた「スタイル」がアナタを邪魔することもあるわ。
    • ほどほどに頑張ることもできなくなったら?
    • 自己否定をしているアナタの中にある宝。
    • 最悪の想定をするクセには、こんなリスクがあるわ。
    • 「嫌なものは嫌」と思っていいのよ。
    • 「ほどほど力」の注意点とは?
       
  • 第5章 「ほどほど」のモノサシは自分軸
    • 好きなことなら、どれだけ疲れてもいい、というわけでもないの。
    • 人生の最後の瞬間を想像して、見えてくることもあるわ。
    • ほどほどに生きるために、捨てたほうがいいもの。
    • 全方位で勝っていたいというのは、無理な話なの。
    • 今、頑張って取り組むことは、「たった一つ」でいいわ。
    • 自分の時間を大切に生きることが、わがままなわけがないわ。
       
  • おわりに

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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