本かつお
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●なぜ気になったか
幸せに関わる本には目がないので、このタイトルであれば新刊出版のときに読みたい本にリストアップするはずがなぜかスルー。図書館の新刊紹介で見つけ、22人の多彩なゲストがどのような幸福への道を語っているのか読みたくなった
●読了感想
まったくの期待外れで求めていた内容は最後の2ページに集約されていた。「あなたにとって幸福とは何ですか?」と最後に聞く対談なので、その答えが少ないのは仕方がない。最初に聞いての対談ならよかったのに、なとても残念な読後感
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- (一緒に生活する相手とは)、好きなものより嫌いなものが一緒のほうがいい
- (結婚したのは)、今後恋愛があるかも?と思うのがイヤになったということも大きくて
- 子供がいると人生に起伏ができて面白くなるから「欲しい」と思うんじゃないかな。(中略)、人生に波風を立てるために子供を作るのかな
- 恋愛はめんどくさい。結婚したほうがラク
- 社会に対して「なぜ」とやっていると、それで一生が終わってしまう。それよりももっと知りたいこと、自分自身が楽しいことをやろう
●目次
- 幸福の片を探して。
- 神田伯山
- 千原ジュニア
- 伊藤 蘭
- 幸福はふいに感じるものだからこそうれしいし追い求めたくなる
- 能町みね子
- 川谷絵音
- 僕の人生がエンタメとして消化されてしまうならここで倒れないのもエンタメ
- 小林麻美
- 残りの人生を考えたときここで私自身を解放してもいいのかなって
- オードリー・タン
- 性別も政党も最も勢力がある2つがすべてではないのです
- 高村薫
- 私のような寡作な人間は作品ができるのは何年に一度それは特別な幸せな日
- 土井善晴
- 男性社会は時代遅れ。女性的価値観こそが世界を救うんですよ
- ロバート キャンベル
- 早く蚊帳の中に入れてあげることが本当の意味での寛容な社会
- アイリーン・美緒子・スミス
- 私たちがやってきたことがいまの時代の人の心に響いていることが幸せ
- 田中 混
- 大人になることが子供時代を捨ててしまうことならば僕は大人にはならない
- スパークス
- ポップスの境界線をまだ先に押し進めようとする僕らがいる。それが幸せ
- 宮嶋茂樹
- 私の一生は終わっても私の写真はこの後も残る、そう思えるものを撮りたい
- 村田沙耶香
- 信じることで幸福を感じたり救われることって確かにある
- ネルケ無方
- 落ち込んでる日もあれば浮かれた日もある。それでいいじゃないか
- ショーン・レノン
- 幸せはずっと続かない。やって来てはまたどこかへ行ってしまうもの
- 吉川晃司
- 再び声を出せるようになったとき、ああ俺はこれだけで十分だなって
- よしながふみ
- とにかく毎日新しい漫画を読むんです。平常心を保つために
- 斉藤和義
- やりたいことをやり切ってロックンロールドリームを叶えたいんです
- 鈴木おさむ
- 「お前、その人生面白いよ」その一言で僕の破壊”が始まった
- 立川談春
- 僕にとっての幸福はささやかなこと。
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。