読了

乱歩と千畝/青柳碧人

本かつお
記事内に商品プロモーションを含みます

●なぜ気になったか

直木賞候補作なのでまずは読む。推理作家の江戸川乱歩と第二次世界大戦中にユダヤ人難民にビザを多数発給し救った杉原千畝、なぜこの二人なんだ? この二人でおもしろい小説なんてかけるのか? 時代小説は好みではないけど読みきれるのか? を確かめたい

●読了感想

乱歩と千畝はともに、わが家から20kmほどのところにある瑞陵高校卒業と冒頭にあり、まずはそこに親近感がわき引き込まれた。その接点から展開していくストーリは、まるで史実と思えるほど現実味があり、今まで読んだ中で一番楽しめる時代小説で一気に読了

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 自分らしさを捨てずにいれば、道は開けていくものです
  • 純粋な賞賛からは発展は生まれまい

●目次

  • 第一話 カツ丼とかけそば
  • 第二話 平井太郎を追って
  • 第三話 明智小五郎
  • 第四話 鵠沼の別れ
  • 第五話 満州国と二十面相
  • 第六話 ヨーロッパへ
  • 第七話 それぞれの再起
  • 最終話 人生よ、謎に満ち

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
記事URLをコピーしました