本かつお
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●なぜ気になったか
2024年本屋大賞で知った『スピノザの診察室』がとても楽しめたので、本作もぜひとも読みたい。しかし、シリーズ的な第二弾だし、前作では主人公の人柄のよさに少しできすぎ感を感じたので、そのへんがさらに気になってしまわないかが心配なところ
●読了感想
前作で主人公の人柄がちょっとできすぎと感じたのと、シリーズ第二弾は期待外れなことも多いので心配だったが、そんなことはまったく気にならずに楽しめた。どうなるどうなる、と先が知りたい気持ちが抑えきれずに一気読み。次作も楽しみになった
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 人生の面白さってものは、出世や月給にあるんじゃない。お前が思っているよりずっと複雑で意外性に溢れているんだ
- 生きていくことの哀しみを知っている人間は、理由などなくても、誰かの力になりたいと思うもの
- (厳しい病状で入院中の妹が言った)「暗い顔はだめ。今の時間を大切にしたいから」(中略)、「さぁ、笑顔笑顔!」
- 女が男のように振る舞えば、男女平等になるわけじゃない。大事なことは、それぞれの役割に敬意を払うってこと。(中略)、仕事も家事も子育ても、全部半分こにしたら平等になるわけじゃないんだよ
- 世の中には、治せない病気が山のようにある。けれども癒せない哀しみはない。(中略)、歩く道のりさえ間違えなければ、人は暗い絶望の淵からでもきっと戻ってこれる
- 過ぎ去った時間を振り返って、あの頃は幸福だったと思うことはよくある。(中略)、でも今という時間に幸福を見つけることは、意外なほど難しい
- 幸福と快楽とは、とても似ている部分があるが、実際は異なるもの
- 病気は治るに越したことはありませんが、治すことだけが幸せな人生とは限りません。進むにしても、立ち止まるにしても、覚悟というものが必要
- 理不尽で強固な世界の中でも、我々にできることはたくさんある。降り続く雨を止めることはできないが、傘をさすことはできる。暗くて危険な夜道に、灯をともすこともできる
●目次
- 第一話 錦秋
- 第二話 冬至考
- 第三話 百鬼夜行
- 第四話 初弘法
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。