老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界／有隣堂YouTubeチーム

本かつお

記事内に商品プロモーションを含みます

●なぜ気になったか

YouTubeみたことないけど、日経新聞の記事でチャンネルの存在を知り気になっていた。紆余曲折あった成長の裏側、のぞいてみたい！

●読了感想

社長、社外&有隣堂スタッフたちの歯車がうまく噛み合ったからこその成功。合わない歯車がひとつでもあったら頓挫したはず。観続けて応援する気持ちになった

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

考えすぎてやらないよりも、できることからやってみる！やりながら、進んでみる！というのは、新しいことを始めるときにはあながち悪くなかった
ブッコローの言葉は、受け止め方によっては毒舌になるとは思いますが、本人に毒を吐いているつもりはなく、素直な感想を言っているだけ
いい掛け合いとは、同意であれ批判であれ、見るものを新たな場所に連れて行ってくれるようなところがある
やめてしまったら、やっぱり、新しい扉は開かない
(ブッコローいわく)、「毒舌」とよく言われていますが、僕はそう思っていなくて、素直に話してるだけです。人間の素直って本来、とげとげしいものなんですよね

●目次

「有隣堂しか知らない世界」ってどんなチャンネル?
「有隣堂しか知らない世界」MC RBプッコローの生態
「有隣堂しか知らない世界」出演メンバー紹介
「有隣堂しか知らない世界」スタッフ紹介
　
まえがき
　
第1章はじまりは社長の一声
- はじまりは社長の一声
- 知識ゼロからはじめるYouTube
- 書店なのに⋯⋯本のレビュー動画の難しさ
- 3か月後の登録者数200人に「もうやめたい」
- なぜ失敗したのか。コロナがもたらした気づき
- 本だけではない有隣堂の「強み」を考え抜く
- “熱さ”に打たれて–「ハヤシさんにお願いしたい」
  　
第2章振り切ったリニューアルへ
- リニューアル変更点① 商品愛と知識のあるスタッフを出す
- リニューアル変更点② 「有隣堂」の名前を出す
- リニューアル変更点③ 「掛け合い」の構図をつくる
- 社長からLINEで送られてきた「4原則」
- YouTubeに必要な3H–ヘルプ・ハブ・ヒーロー
- エピソードゼロのMCは「軍手」だった
- ブッコロー誕生成功の秘訣は子どもの視点
- 人生で出会ったなかでいちばん面白い人を「中の人」に抜擢
- YouTubeでウケるのは、売りたいものより、好きなもの
- 〈キムワイプの世界〉が示したコンセプト
- 視聴者数は30倍以上、予想外の反応も
- 社内のオモシロ人材をどのように発掘するか
- 企画は「サムネ映え」が命!
- 視聴者は本好きではない–「マス」を意識する
- 収益化→1万→10万数値目標を立てる重要性
- ブッコローの話術とハヤシプロデューサーの編集力
- ブッコローの可愛さを演出する「黒衣」の奮闘
- 登録者数1万人に導いた「ねとらぼ」の記事
  　
第3章 10万人達成までの道のり
- 次の目標は10万人! 企画の幅を広げる4つの方向性
- 成功した企画① メーカーさんの”秘話”に感動
- 成功した企画② エゴサから⋯⋯対決シリーズ誕生!
- 成功した企画③ 日本に数台しかない「手動扉」エレベーター
- 失敗した企画① その世界への「愛」は異常でなくてはいけない
- 失敗した企画② みんなが興味があると思うな
- 失敗した企画③ 唯一の「お蔵入りネタ」
- 10万人達成ならず–我慢のときの過ごし方
- 作家の24時間密着がバズり、ついに10万人達成!
- 自分たちの手でコンテンツを作りたいという思い
- 褒めてもらえると思ったら⋯⋯社長の一喝!
  　
第4章信じて続けて見えてきた世界
- 「銀の盾」の次の目標
- ブッコローのぬいぐるみは即完売グッズピジネスの勝算
- YouTubeから売り場へガラスペンフェアの成功
- “岡崎人気”は一日にしてならず
- ブッコローを「論破」できるだけの熱い思いがあるのが良い企画
- ブッコローの「辛口発言」はどこから生まれているか
- 「接客業」である強みを活かす–炎上について
- 言いたいことを言い合えるチーム作り
- これから強化していきたい5つのこと
- 振り切ったYouTubeがあるぞ、と発見されるために
- 手を抜いたらそこで試合終了
  　
出演者インタビュー
- 事業開発部商材開発・店舗プロモーション課長谷部真維さん
- 事業開発部商材開発・店舗プロモーション課岡崎弘子さん
- 店舗運営部ルミネ横浜店内野美穂さん
- 店舗運営部文具課間仁田亮治さん
- 事業開発部商材開発・店舗プロモーション課佐藤貴広さん
- 店舗運営部アトレ恵比寿店大平雅代さん
  　
YouTubeチームインタビュー
- 事業開発部鈴木由美子さん
- プロデューサーハヤシユタカさん
- MC プッコローさん
  　
松信健太郎社長インタビュー
あとがきにかえて特別対談