本かつお
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●なぜ気になったか
タイトルは気になったものの、若者のエンタメ的ストーリーを想像し読みたいまでには至らず。しかし、本屋大賞ノミネート作になり、これは読まなければ!、に心変わり
●読了感想
「なんだこいつ?(おもしろいという意味で)」と思わせる成瀬のキャラに引きずり込まれ、一気読みしてしまうほど楽しめた。出版済みの二作目で、成瀬がなにを経験し成長していくかが楽しみ
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 成瀬が言うには、大きなことを百個言って、ひとつでも叶えたら、「あの人すごい」になるという
- (成瀬は)息をするようにスケールの大きなことを言う人間
- 声をかけると、大貫は「なによ」と迷惑そうな顔する。どうも嫌われているらしいのだが、成瀬は大貫が嫌いではないため、遠慮する道理はない
- 「会えなくなるわけではないし、また新しい出会いもあるだろう」成瀬はなぜか自分で自分をフォローしていた。こういう言葉が欲しかったのかもしれない
●目次
- ありがとう西武大津店
- 膳所から来ました
- 階段は走らない
- 線がつながる
- レッツゴーミシガン
- ときめき江州音頭
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。