本かつお
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●なぜ気になったか
「健康寿命を可能な限り長くしたい」は誰しも思うこと。そのためには何を選択すればいいか教えてもらえそうなタイトル。知って損はないのは間違いないので読みたい
●読了感想
健康寿命を延ばすために選ぶべきものを具体的に知れる内容ではなかった。知識としては既知の、気をつけるべきことが広く浅く書かれているだけであった。一般的知識の復習として流し読み
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 本書では健康寿命とは、「人生の中で、楽しい時間をできるだけ長くすること」
- 再生医療の研究でもっとも進んでいるのは「幹細胞治療」
- 健康寿命を延ばすのに、それほどお金は必要ありません。人それぞれの価値観に合わせて生活を見直していけばいいのです
- 血管が詰まることで起こる病気は主に次の3つ
- ①心臓の血管が詰まる=心筋梗塞
- ②脳の血管が詰まる=脳梗塞
- ③足の血管が詰まる=閉塞性動脈硬化症
- 血液中の糖が増え続けると、血管内に活性酸素が発生し、血管を傷つけて動脈硬化や血栓の原因となります
- ほぼ無意味ながん検査
- 腫瘍マーカー検査、PET検査、PSA検査(前立腺がん)
- 健康診断やがん検診を受けるのは、75歳をひとつの区切りにするのもいい
●目次
- はじめに
- 第1章 健康寿命について理解しよう
- 健康寿命とは楽しく生きる時間のことだと考えよう
- 現在の中高年は思っているより長生きする
- 人はなぜ老化し、死んでいくのか
- 研究中の「不老不死」は実現するのか
- これから健康格差時代がやってくる?
- 生活習慣を改めるのに遅すぎるということはない
- 太く短く生きてさっさと死ねる、ほど人生は甘くない
- ピンピンコロリは運である
- 寿命と健康寿命の差をゼロにはできない
- 持病があるから不健康であるとはいえない
- 正しい知識のもとで自分が選択した結果が「健康」
- 生活習慣病は遺伝的要素に左右される
- 遺伝子検査の信ぴょう性は占い程度と考える
- ストレスの有無やメンタルの状態は健康寿命に大きく影響する
- 親と自分、双方向から健康寿命を考える
- テレビや雑誌の情報が正しいとは限らない
- サプリメントに頼るよりも自然の食べ物をいただく
- 「〇〇を食べない」などの極端な食事制限に走らない
- 健康寿命を延ばしたいならヴィーガンは避ける
- 陰謀論や「トンデモ医学」に惑わされない
- 健康寿命を延ばすには地道な努力を続けること
- 第2章 健康寿命を損なう理由
- 人間は階段を下りるように一段ずつ弱っていく
- 大ダメージ予防のカギは血管
- 健康寿命を一気に縮める3つの病気
- 症状が出たら迷わず救急車
- 動脈瘤と静脈瘤の違い
- 血管を傷つけ、詰まりやすくする高血圧
- 血液ドロドロは比喩。だが悪玉コレステロールは減らすべき
- 糖尿病が健康寿命を縮める原因になる
- 血液中の糖が増えすぎると血管が傷つく
- がんは転移前に治療することで寿命が延びる
- 人間は筋肉から衰えていき、寝たきりになる
- びんのふたが開けにくくなったら要注意
- 膝痛は筋肉不足から起こる
- 女性に特に多い骨粗しょう症からの寝たきり
- 知らない間に背骨が潰れる圧迫骨折
- 痛みを早く止めることが充実した生活のもとになる
- 孤独な人は認知症になりやすい
- 「物忘れ」「うつ」と認知症の違い
- 返事が遅れ出したら大きな選択はしない
- どのタイミングで病院に行けばいいのか
- 第3章 健康寿命を延ばす―病気を予防する
- 健康寿命を延ばすには食事≦運動
- 毎日15分、日光を浴びながらのウォーキングが健康寿命を守る
- 筋肉を維持するトレーニングは継続が大事
- 痛みがある人は寝ながらトレーニングがおすすめ
- 家の中でも1時間に1度は立ち上がる
- 塩分・糖分を控えた食事で血管を守る
- 唯一、健康寿命を延ばすエビデンスがある地中海食
- 野菜や果物はそのまま食べる
- 健康寿命を意識するならまず禁煙外来に
- お酒の飲み方は「1週間のトータルで考える」
- ショートスリーパーを目指さない
- マインドフルネスを習慣化してストレスと上手に付き合う
- 定期的な歯科検診で8020を目指す
- 認知症の予防は脳トレより筋トレ
- 「免疫力」という言葉は医学用語ではない
- 40歳を越えたら年に1度の健康診断を受ける
- やらなくていい検査・やらないほうがいい検査
- 病院で予防できる病気はきちんと予防する
- 快適な生活のためにワクチンを打つという選択
- 何歳まで健康診断・がん検診を受けるか
- 第4章 健康寿命が尽きたらどうするのか
- リビング・ウィルは状況によって変えていく
- がん告知での余命宣告はドラマの中だけ
- 相性の良い病院と医師を探す
- 自由診療は無法地帯になりつつある
- 民間療法は標準治療を邪魔しない範囲で使う
- よかれと思ってやったことが実は無意味なことも
- サウナはフィンランド式の低温がベスト
- アフターコロナをどう過ごすか
- SNSを通じて同じ状況の仲間を作って励まし合う
- 世界で2番目に設置された「孤独担当大臣」
- 健康寿命が終わっても人生は続いていく
- おわりに
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。