本かつお
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●なぜ気になったか
本屋大賞ノミネ作品が未読な一穂ミチさんの既刊BL小説の文庫版。正直、BL小説は相性悪くて楽しめない、との認知バイアスを持っているのだけど、それが間違いかどうかを確かめてみたい
●読了感想
ダメだった。LGBTなどの性的少数者の存在は、そのような人がいても不思議ではないな、と理解できるのだが、BLの世界は生理的に受け入れることができなかった。これって、理解できるというのはウソになるのかな・・・?
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 今している行動の思わぬ化学反応は十年後現れるかもしれない、(中略)、やってもやらなくても一緒に見えることなら、やるほうを選ぼう
- 自分が普通だと思ってる言動で傷つく人もいるかもしれないって教えてもらえるのはいい機会かもね
- 雑な同情は、時に悪意より鋭く胸に刺さる
- 人にはいろいろ好悪があるだろ。無理に受け入れていただく必要はない。存在を『ない』ことにさえされなければね
- 合わないけど別にいやではないんだよな、と思った。この人のこういうところ。最初は引いたけど
- 怒りを引きずれば「むかむかすることにむかむかする」という自家中毒に陥るだけで、ひとつもプラスにならない
- 「俺、やっぱ海の近くにいないと調子出ないのかも」「東京湾は? お台場とか駄目?」「余計なものが多くて、見てて悲しい」
- 真夜中にひっそり何かを食べるのは罪の意識というスパイスでとてもおいしい
●目次
- 青を抱く
- 青が降る
- be with you
- ウェルメイドブルー
- Dear my her
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。