本かつお
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●なぜ気になったか
コロナを経験したここ数年で、日本についてモヤモヤを感じることが増えている。それらについて書かれているようなので、モヤモヤ感の正体を知るべく読みたい
●読了感想
モヤモヤ感の理由を具体的に知ることができ、危機感が強まった。ただ、書かれていることを鵜呑みにするのもそれはそれで問題の気がするので、得た知識を参考に今後考えを深めたい
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 日本の田畑で育てる農作物なのに、その種は他国の企業からしか買えなくなることに疑問を感じませんか? 農業の根幹となる種を他国の企業におさえられていることに危機を感じませんか?
- 日本政府は国内の牛へのγBGHの投与を禁止しているのに、外国でγBGHが投与された牛の畜産物の輸入を黙認しています
- 日本の食料自給率は、カロリーベースで38%、生産額ベースで63%。様々なことを含めた場合ほんの数%といったところ。
- 食料は国の防衛。ヨーロッパでは〝食料と環境保全〟〝食の安全〟〝食料自給率〟〝食料生産者(特に主要農産物)〟をセットで考えています
- 2023年の食品高騰は、食料自給率の低さからくる危機の片鱗でしかありません
- 日本は〝自国で栽培禁止にしている作物を外国から輸入している〟というおかしなことをやっている
- 今、日本の政府が水道事業に外資企業を参入させようとしている。(中略)、以前は外国でも水道事業を民間企業に任せようという流れがあったが、(うまくいかず)、その結果、世界における水道事業の潮流は〝再公営化〟
- 日本の水道事業に民間企業が参加することへの不安。(中略)、海外では水道事業を民間企業に任せたために、水道料金の高騰、水道水の質の低下や供給不備が起こっています
- 新型コロナウイルスの流行により日本の死亡者数が跳ね上がることが予想されたが、実際には前年の2019年と比べて、2020年の死亡者数は8000人以上減少した。病院へ行く人が減ったら(医原病が減ったのか)死亡者も減った
- 国境なき記者団が発表している〝世界報道自由度ランキング〟は、ランクづけの判定基準がおかしいという意見はあるが、2022年度の日本の順位は180カ国中71位。G7で最下位。2013年、安倍晋三が総理になってから、あからさまに順位が下がった
- 憲法に従わなければいけないのは、国民ではなく、天皇および国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員。憲法は行政、司法、立法といった国家権力から国民を守るもの
- 自民党の改憲草案では、国民主権、国民の基本的人権を否定できるようになっています。前文や第10章第97条が削除項目になっています
- 権力者たちは本気で日本国憲法を国民主権から国家権力主権に変えようとしている
- 改憲を決める国民投票の落とし穴。 国民投票には有効最低投票率が設定されていない。国民投票した人の数がなん人であっても、その半分以上が賛成すれば改憲が認められる
- このままいくと日本は多国籍企業や外国に支配されてしまう。 最悪の事態を食い止めるためには、(中略)、日本国民一人ひとりが本当の情報を集め、それに基づいて行動できるようになることです。ここで言う行動とは〝市民運動〟のことです
●目次
- はじめに
- ブロローグ
- 第1章【まんが】日本の農業は崩壊の危機に直面している!
- 第2章【まんが】日本の畜産業と漁業は壊滅する寸前!
- 【コラム】日本の畜産業が抱えている問題や危機について
- 第3章【まんが】すでに赤信号がともっている日本の食料自給率
- 第4章【まんが】日本国内のさまざまな資源が外国に奪われていく
- 第5章【まんが】私たち日本人は医療費をむしり取られている
- 【コラム】新型コロナウイルス騒動から見えてくる日本医療の危機
- 第6章【まんが】世界と逆行する原発政策と隠蔽された放射能問題
- 【コラム】原発事故の悪影響と再生可能エネルギーの真実
- 第7章【まんが】メディアの危機的状況と時代に合わせた情報の入手方法
- 【コラム】日本に迫る危機を回避するために本当の情報を手に入れる
- 第8章【まんが】自民党の改憲草案が日本国民を危機にさらす
- 【コラム】改憲について知って欲しいことと考えて欲しいこと
- 第9章【まんが】日本のさまざまな危機が子どもたちを蝕む!
- 第10章【まんが】私たちの行動によってさまざまな危機から日本を守る
- 【コラム】日本消滅を防ぐためにやらなくてはならないこと
- おわりに
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。