本かつお
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●なぜ気になったか
ひとり言と脳の関係の内容のよう。自らが発する言葉は無意識の活動を活発化させる、と思えているので、その考えにつながる内容なのか読んでみたい
●読了感想
ほぼひとり言を言わない僕だが、うまくいくことが多いと思っている。本書でその理由がわかった。僕は声に出して言わないが、頭の中でひとり言を多く言っているから
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- (ひとり言の効果)意識的に自分を鼓舞し、気分を高揚させる言葉を使うことによって、自己肯定感を高め、前向きな生き方ができるようになる
- 「自分は〜だ」「自分が〜できる」といった自己規定の言葉を発したとたんに、不思議に自分自身がその方向に向かっていく
- 静かな人ほど、心の中ではうるさいくらいの考えを持っている(スティーブン・ホーキング博士の言葉)
- ひとり言が多い状態は、脳が活発に働いている状態
- (スマホを漠然と見ているだけだと)まったく記憶に残らないまま、どんどん忘れていく。(中略)、 脳を活性化させることができるのが、「言葉」。(中略)、スマホを見ながら何かしらひとり言をつぶやいてみる
- ネガティブなひとり言は脳の自殺行為だ
- 言葉には、発した方向に脳を働かせる力があります
- 疑問形でひとり言をつないでいくうちに、論理的で分析的な左脳が優勢になってくる
- たった1回、挨拶を返してくれなかったという理由だけで、「嫌われている」と判断するのはあまりにも結論を急ぎすぎ
●目次
- はじめに
- 第1章 ひとり言のすごい脳活効果
- 何気ない「つぶやき」に脳からのメッセージが隠れている
- 「視覚」優位の人ほどひとり言が多くなる
- 右脳からの直感的なひとり言こそ見逃してはいけない
- 本当の知恵や宝は自分の中に眠っている
- ひとり言のすごい効果①気持ちが整理され、心が軽くなる
- ひとり言のすごい効果②口走ることで、自己肯定感が保たれる
- ひとり言のすごい効果③目的意識が強くなる
- ひとり言のすごい効果④「悩み」を言語化することで解決に導く
- ひとり言のすごい効果⑤違和感を覚えたら、注意する
- ひとり言のすごい効果⑥アンガーマネジメントになる
- ひとり言のすごい効果⑦ダマされることが少なくなる
- 「もうひとりの自分」と対話する
- 第2章 ひとり言と脳の関係
- 「脳番地」から読み解くひとり言と脳の関係
- ひとり言はすべての脳番地を使っている
- 恋愛感情を燃え上がらせるひとり言とは?
- 頭の中で「肯定」と「否定」を繰り返す
- ひとり言は脳における「体験」であり「出来事」である
- しゃべらないと、「感情」も「記憶」もなくなる
- スマホを黙って見ていると物事をどんどん忘れていく
- ひとり言によって思考が現実化する
- 右脳由来のひとり言を左脳のひとり言に変換する
- 老いるどころか年々威力を増す
- 集中力がアップするつぶやきとは?
- 失った記憶を呼び覚ます便利なひとり言
- 第3章 脳に良いひとり言と脳に悪いひとり言
- 成功する人は誰もが「良いひとり言」をつぶやいている
- 良いひとり言とは肯定的なつぶやきだ!
- ネガティブなひとり言は脳の自殺行為だ
- ひとり言のタブー「どうせ自分は……」
- 「不自然な言葉」は脳の仕組みに合わない
- 「難しい言葉」よりも、「親近感のある言葉」を使う
- 落ち込んでいるときはその原因を探るひとり言をつぶやく
- 自信過剰になるひとり言は避ける
- 第4章 潜在能力が開花するひとり言5段活用
- ひとり言を活用すれば不可能が可能になる!
- ひとり言5段活用の「第1段」
- ひとり言5段活用の「第2段」
- ひとり言5段活用の「第3段」
- ひとり言5段活用の「第4段」
- ひとり言5段活用の「第5段」
- 第5章 朝・昼・夜 時間別・効果的なひとり言
- いつもと違う環境にいるときにひとり言が増える
- ひとりの「時間」と「空間」を設ける
- 「寝る前」には自己肯定のひとり言を言う
- 感謝のひとり言は効果てきめん!
- 「目覚めたとき」におすすめの言葉
- 「散歩中」につぶやくと脳が活性化する
- 「移動中」に次の予定をつぶやくと計画的に行動できる
- 「お風呂」でリラックスしているときにつぶやく
- 「テレビ」を見ながら突っ込みを入れる
- 「スマホ」を見ながら内言語でつぶやいてみる
- 「アルバム」を見ながら思い出をつぶやく
- 「鏡」を見ながら感じたことをつぶやく
- 「本」を読みながら自分の推理をつぶやく
- 「ペット」や「植物」の前で語りかける
- 「亡くなった人」や「先祖」に話しかける
- 第6章 ひとり言による自分脳改革
- すべての答えは自分の脳の中に眠っている
- 正しいか正しくないかは自問自答して見極める
- 他人のひとり言にも真実がある
- 自分との対話こそが一番豊かなコミュニケーション
- 誰もが自分の脳と会話し、脳を進化させることができる
- 脳画像で読み解く脳の成長力
- ひとり言こそ脳を成長させ、能力を高めるカギとなる
- おわりに
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。