存在のすべてを/塩田武士
本かつお
読書は僕の小確幸
「母と子の高校野球感動小説」というベタなイメージが浮かんでしまい、僕の選書パターンからすると、読むには至らずという判断になるはずの本。だけどなぜか気になりアマゾンの評価が高めなのを知り読んでみたくなった
おもしろかった!この本をスルーしなかった自分の嗅覚を褒めたい。高校野球がらみのストーリだが、それよりも母と子の関係を中心に、母親同士、子ども同士、親と先生、子どもと先生などの人間関係のいい話。わかりやすいし楽しめた