読了

spring/恩田陸

本かつお
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●なぜ気になったか

出版時点では、史上初の直木賞&本屋大賞W受賞作家の恩田さんの新作であっても、長編バレエ小説ということでなんとなく好みっぽくない気がしてスルー。だが、本屋大賞にノミネートされたとなるとおもしろそうなので読みたくなった

●読了感想

イメージ創造力が刺激される表現に、まるで目の前で踊ってもらっているような感覚を感じたり、フィギュアの浅田真央さんの身体の動きが思い浮かんだり、と中盤までは楽しめた。しかし中盤以降はダラダラ感に徐々に包まれ、興味喪失

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 「あんたってば、無神経でがさつなようでいて、実は思ったよりもずっといい奴なのね」「無神経」と「がさつ」と「思ったよりも」は余計だと思う
  • (曲を)、好きに作ってくれ、というのは、実はいちばん困る。他の人は知らないが、職業作曲家としては、ある程度注文内容のコンセプトがはっきりしていて、制約があるほうが作りやすい
  • オリジナリティを保ち続けるには、進化しなければならないし、深化しなければならない。変わらないために変わり続ける、というのはあらゆる分野に通じる真実だと思う

●目次

  • I 跳ねる
  • II 芽吹く
  • III 湧き出す
  • IV 春になる

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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