本かつお
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●なぜ気になったか
考えることは好き。男性で理系なので論理的に考えるタイプ。筋道立てて答えにたどり着けると気持ちがスッキリする。論理的に答えを導きだす問題がたくさん掲載されているようであるので、どれだけ解けるか試してみたい
●読了感想
じっくり考えて答えにたどり着くプロセスを楽しもうと思ったが、問題が多い&難しすぎるのも結構ある、ので、簡単な問題だけ楽しむ結果となってしまった。考えることは好きという自己認識が間違っているのかもと不安になってしまった
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- いまの時代に必要なのは、直面したことのない複雑な問題に対して、直感や常識に流されず、状況を冷静に分析して、論理的に正しい判断を導ける「ちゃんと考える力」
- 「コンセプチュアル・スキル」とは、さまざまな出来事に直面したときに、状況において何が最適であるかを考え、正しい判断ができる力
- 10のコンセプチュアル・スキル→ ①論理的思考②水平思考③批判的思考④多面的視野⑤柔軟性⑥受容性⑦知的好奇心⑧探究心⑨応用力⑩俯瞰力
- 「ちゃんと考える力」は、いかなる時代においても自分を支えてくれる一生物の財産
- いまは「いかに速く正解を得られるか」が求められる時代。(中略)、正解を調べることばかりうまくなって、正解を「考え抜く力」が衰えてしまった。(中略)、考え抜くための「あきらめない力」が必要
- 「わからない」と答える勇気を持とう。(中略)、「考えるのをあきらめる」以上に、やってはならないこと、(それは)「無理やり答えを出す」こと
●目次
- はじめに
- 第1章:論理的思考のある人だけが解ける問題
- 矛盾のない真実を導けるか? ――「3人の村人」
- 論理の力で盲点に気づけるか? ――「3つの調味料」
- 裏の裏まで考えられるか? ――「天国への道」
- 事実を抽象化して考えられるか? ――「50%の帽子」
- 法則の攻略法を見抜けるか? ――「シュレディンガーの猫」
- など、12問
- 第2章:批判思考のある人だけが解ける問題
- 事実を疑って考えられるか? ――「消えた1000円」
- 直感の落とし穴に気づけるか? ――「2回目の競走」
- 思考の盲点に気づけるか? ――「すれ違う船の謎」
- 「数字」の罠を見抜けるか? ――「不思議な給料アップ」
- 仕組まれた戦略に気づけるか? ――「三つどもえの選挙戦」
- すべてを疑う勇気はあるか? ――「正直者と嘘つきの島」
- など、14問
- 第3章:水平思考のある人だけが解ける問題
- やわらかい頭で考えられるか? ――「熊の色は?」
- 先入観を捨てた発想ができるか? ――「2本の線香」
- 解決すべき「真因」に気づけるか? ――「4つのボート」
- 逆転の発想をする力はあるか? ――「のろのろ馬レース」
- 狭い視野から抜け出せるか? ――「天秤と9枚の金貨」
- あらゆる情報を発想の糧にできるか? ――「投票結果のカウント」
- など、13問
- 第4章:俯瞰思考のある人だけが解ける問題
- 冷静に状況を俯瞰できるか? ――「3つのフルーツボックス」
- 隠された事実を炙り出せるか? ――「見落とした印刷ミス」
- 時間を超えて状況を俯瞰できるか? ――「異国のレストラン」
- 状況が示す意味を見抜けるか? ――「赤青のマーク」
- 他者の思惑まで俯瞰できるか? ――「ダイヤル錠の部屋」
- 思考の闇を手探りで進んでいけるか? ――「隠された運動会」
- など、12問
- 第5章:多面的思考のある人だけが解ける問題
- 視点を変えて考えられるか? ――「泥のついた2人」
- 他者の思考を読み取れるか? ――「髪が乱れた3人」
- 未来の展開を見通せるか? ――「3人の射撃戦」
- 「もしも」の「もしも」まで考えられるか? ――「8枚の切手」
- 何手も先の思考を読み取れるか? ――「ドラゴンの島」
- など、12問
- 第6章:すべてのはじまりになった問題
- すべての論理的思考を総動員できるか? ――「石像の部屋」
- おわりに
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。