本かつお
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●なぜ気になったか
ほぼ同世代だからか『百年の子』はとてもリアル感を感じながら楽しめた作品だった。本作も同じように楽しめそうな匂いが漂っている。感じた匂いが間違いでないか確かめたい
●読了感想
6話の主人公の悩みがすべて僕自身が悩んだことだったし、文中表現にもまさに自分の考えが多くあり、僕は古内さんと感性が近いと確信した。だからこそ、最終話以外は、悩み具合が浅い感じがし、それぞれを長編で読みたかったと感じた
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 時間はあるなしではなく、作るものだ
- 周囲に気を遣いながらする球技や個人の能力差が歴然と出る徒競争などは苦痛でしかなかったが、一人で打ち込むスポーツは、案外楽しいものなのだと初めて知った
- 体技心、(中略)、まずは、体を動かす。そこから技術、最後に心
- あまりにいろんな多様性を主張されると、つまるところ、気を遣える人が一番損をするみたいなことが起こる可能性もある
- なんだかんだ言っても、人生って楽しんだもの勝ち
●目次
- 星空のキャッチボール
- 森の箱舟
- タイギシン
- 眺めのよい部屋
- ジェリーフィッシュは抗わない
- 惑いの星
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。