読了

地べたから考える/ブレイディみかこ

本かつお
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●なぜ気になったか

ブレイディみかこさん、『ぼくはイエロー・・・』が印象的すぎて気になる作家さんだけど、最近『リスペクト』を読んだのを覚えているくらい。小説でなくエッセイとなるとまったく読んだことがないので読みたい

●読了感想

著者独特な視点は面白いが、深刻な内容が多く楽しくは読めない。エッセイでなく著者作品のアンソロジーだし、「地べた」の意味が一般的でないのを「おわりに」で気づかされたのは残念。先に知っていれば感じ方も変わったはず

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 「正直言って、自分の子どもは将来海外に出て生活してほしいと思っています」ある貧困問題のNPOの方がそう言っていたのは本音中の本音だと思った

●目次

  • はじめに
     
  • プロローグ 花の命はノー・フューチャー
     
  • Scene1 子どもの情景
    • 子どもであるという大罪
    • ガキどもに告ぐ。こいのぼりを破壊せよ
    • RISE 出世・アンガー・蜂起
       
  • Scene2 地べたからみた社会
    • 石で出来ている
    • 君は「生理貧困、ミー・トゥー!」と言えるか
       
  • Scene3 英国という鏡
    • ヨイトマケとジェイク・バグ
    • どん底の手前の人々
       
  • Scene4 地べたからみた世界
    • キャピタリズムとは
    • ウーバーとブラックキャブとブレアの亡霊
    • 歴史とは
       
  • Scene5 他者の靴を履いてみること
    • 誰かの靴を履いてみること
    • エンパシーの達人、金子文子
    • 自分を手離さない
       
  • エピローグ おりません、知りません、わかりません
     
  • おわりに

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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