GPTsライフハック／横須賀輝尚

本かつお

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●なぜ気になったか

生成AIを使えているかと問われると、使えているけど使えていない、になる。操作はできるが有益なことはできていない。まさに本書の紹介にあるように「いい使い方を知らない」状態。そんな状態から抜け出すために読みたい

●読了感想

AIを有効活用するには、期待通りの反応をしてくれる的確なプロンプトを与えることが必須と思っていたが、そのレベルはすでに過去のこととわかり驚いた。今の段階では確かに「いい使い方」と思える、とても参考になる内容

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

プロンプトは一生懸命に作りこんだり、一度に大量項目を入れるべきものではない
プロンプトは生成AIに考えてもらう方がかんたんで正確。(中略)、(例えば)「これから、文章執筆のサポートお願いしたいのだけれど、どのようなことを伝えればいいか、項目を教えて」
(ChatGPTに)、あなたの仕事のことを教えれば、あなたの個別具体的な仕事についてのアドバイスをくれる。(中略)、あなたの情報とは、どうやってChatGPTに覚えさせるのか？そこで使うのが「GPTs」機能
さらにあなたのことを理解してもらうために、あなたの内面、性格的な情報も入れてみましょう。(中略)、あなたの性格を診断した、テスト結果を入れればよいのです。MBTI診断、DISC診断、エニアグラムなど
コミュニケーションスタイルを指定し、カスタマイズすることで、MyIがもっと魅力的になる。それが「キャラGPT」
自分の情報をGPTsに入れておくと、もう細かいプロンプトを入れることなく、自分のことを相談できるようになる
ChatGPTはその仕様上、文字数のカウントがちょっと苦手。(中略)、文字数は基本的に少な目で出てきています。「〇〇〇文字以上で」など指定をおこなえばきちんとボリュームを出してくれる
MyAIの1つの重要な活用法として「あなたが気づいていないことを発見してもらう」というものがあります
もっとも重要なのは、生成AIを味方につけて、あなたが「考える」ことにいかに時間を使えるかどうか
GPTsをうまく使うためのコツ
- ・生成AIの活用法やプロンプトを聞こう
- ・「相棒」にするにはあなたの情報が必要
- ・「キャラ化」することによって親しみを持たせよう
- ・プロンプトは日常会話の形式でいい
- ・「何でも相談できる相手」だと思おう
- ・目的を明確に伝えた方が精度があがる
- ・相談の背景情報もちゃんと伝えよう。

●目次

はじめに
　
第1章 GPTs が起こす革命ーAIを唯一無二の相棒にする
- まだ一部の人しか知らないChatGPT の先にある真価
- GPTs があなたの「MyAI」になるしくみ
  　
第2章 GPTs 作成の基本
- GPTs を本格的に使う前に
- あなた専用の GPTs ＝ MyAIを作ってみよう
- MyAIに話しかけてみよう
- 「キャラGPT」に触ってみよう
  　
第3章顧客開拓、プレゼン……「営業」にGPTs を活用する
- 営業用 MyAIの設定をしよう
- 自分の営業先をAIに考えてもらおう
- 営業の仕方すらもAIが考えてくれる
- 自社サービスの案内やプレゼンテーション資料などは、お手のもの
- 「打ち合わせ後の議事録作成」をAIに任せれば、あなたも気づかない提案が
  　
第4章ブログ、SNS……「情報発」にGPTs を活用する
- 情報発信用 MyAIの設定をしよう
- 情報整理＆文章作成は AIの得意分野
- 原稿出力の発展編～SNS用原稿特化のGPTsを作る
  　
第5章事業立案、社内ナレッジ共有……「経営」にGPTs を活用する
- 経営用 MyAIの設定をしよう
- 市場をAIに分析させてみよう
- 新しいサービスの企画立案を一緒にしてみよう
- 「自分の判断に見落としがないか」の点検を MyAIにお願いしよう
- 社員と共同で社内 wikiとして活用しよう
- 大事なのはプロンプトではなく、あなたの情報を入れること
  　
第6章就職、転職…….「キャリア」にGPTS を活用する
- キャリア用 MyAIの設定をしよう
- 日々のモヤモヤ、愚痴をAIに吐き出そう
- 向いている仕事／やりたいことを明らかにしよう
- ＜就職・転職＞履歴書やES の下敷きをMyAIと作ろう
- ＜就職・転職＞面接の対策をMyAIと練ってみよう
- 本当にただ愚痴を言いたいだけのときは
  　
第7章健康、筋トレ….「日常」にGPTsを活用する
- 身長体重既住歴から、健康度を判定してもらおう
- MyAIの伴走で、ダイエット・筋トレも成功
  　
第8章よりうまくGPTs を使いこなすために
- GPTs をうまく使うための8つのコツ
- 他の人が作ったGPTs に触ってみよう