本かつお
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●なぜ気になったか
本屋大賞受賞のベストセラー作家の瀬尾さんが、どんどん消えゆく書店へいざなうタイトル。この先も、超個性的な書店は残りつつも一般的な小さな書店は消滅する方向なのは避けられないと思うが、どんな思いが綴られているのであろうか
●読了感想
タイトルから期待した、書店へのいざない的なことは読み取れなかった。が、そんなことはどうでもいいと思えるほど、軽妙でクスッと笑える瀬尾節のエッセイを堪能できた。心が疲れたら未読の作品を読んでみたくなった
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- 「ずっとこんな時間が続けばいいのになぁ」(中略)、大人になっても、何回も何回も感じていたい気持ち
- 笑顔を見るとほっとする。ぼくの言動が間違っていなかったと証明された気がするのだ
- 「できないとやらないは違うよ」
- 思いついた日がやる日
●目次
- 第1回 無敵のカルカン先輩現る
- 第2回 そしてバトン、ゴールデンイヤー
- 第3回 その神輿、次は私が担ぎたい
- 第4回 くす玉を割るコツと絶景横浜
- 第5回 アイラブ書店
- 第6回 「水鈴社の夜明けぜよ」
- 第7回 あの瞬間にあったもの
- 第8回 そうだ、奈良に行こう!
- 第9回 書店巡りの強い味方
- 第10回 もしも私が泳げていたら
- 第11回 誰でもかわいくなれる街
- 第12回 極悪人はどこに?
- 第13回 私が掬えるもの
- 第14回 お仕事あれこれ
- 第15回 一人で&家族総出で
- 第16回 すべての世代は
- 第17回 こんな時間が続けばいいのに
- 第18回 打ち合わせはベッドで
- 第19回 いいねっていいよね
- 最終回 どんなときでも書店にどうぞ
- 映画「夜明けのすべて」のこと
- 「夜明けのすべて」撮影見学記
- 映画「夜明けのすべて」プレミアナイト
- トークショーの温度
- ついに対談の日、来たる
- ミヤケッティーを着る日は目の前
- 小説 そんなときは書店にどうぞ
- あとがき
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。