読了

AIを使って考えるための全技術/加藤昌治、石井力重

本かつお
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●なぜ気になったか

AIの進化は怖いくらい早い。今のところ世の中にある知識を教えてもらう使い方しかできていないが、考えを深めることに使えるのであれば、その技術はなんとしても手に入れたい。期待が裏切られる内容でないことを願うばかり

●読了感想

残念ながら「AIを使って『AIを使って考えるための全技術』を書いた」的で期待外れ。。考えるアクションとしては参考になるが、発散する考えをどう深めるかがほとんどなく、流し読みしながら「考えること増えすぎる…」と途方にくれた

アマゾンレビュー

●心に響いたフレーズ

  • 「創造性」とは要するに、「自分の頭で考える」ということ
  • 「創造的な活動にこそ、AIの真価は発揮される」
  • 本書が提案したいのは「AIを使って考える」ことであり、「AIに考えてもらう」ことではありません
  • (AIが進化することで)、「考える」という行為は新たな段階へと踏み出した

●目次

  • はじめに
     
  • 序章 「AIを使って考える」とは?
     
  • 1部 すぐにアイデアがほしいとき
    • 第1章 「AI特有の力」で考える
      • 技法1 多様な特徴
        • 「動物・生物」が持つ機能や特徴をヒントにして、アイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • まず、特徴が異なる動物や生物を10個あげてください。次にその動物から連想できる特徴や機能を各10個あげてください。最後に、連想した単語と組み合わせて有益な機能を持つ〈 アイデアを得たい対象を記入 〉を7つ考えてください。
      • 技法2 10倍の目標
        • 目標を極端に高く設定して、意外性のあるアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 本来の発想のお題〈 課題や目標を記入 〉に含まれる目標を10倍高い目標にしたお題を生成してください。次にその目標が実現している状態を7つ連想してください。最後に各々の状態を切り口にして、「本来の発想のお題」について「魅力的で、実行しやすいアイデア」を提案してください。
      • 技法3 隙のあるアイデア
        • 人間の思考を刺激する「たたき台になるアイデア」を発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを得たい対象を記入 〉に関して、隙のあるアイデア(=聞いた人がそこからいろんな派生案を思い浮かべられるほど、未成熟で、欠けのあるアイデア)を複数出してください。
      • 技法4 アートの示唆
        • アートや文学作品からインスピレーションを受けて新しいアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題を記入 〉
        • このお題に関して、有名な小説や絵画から得られる創造的なアイデアは何ですか?
      • 技法5 各種専門家の案
        • 複数の専門家のアドバイスを取り入れてアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 多数の専門家(クリエイティブな専門家、技術専門家、ビジネス専門家、学術研究者、社会科学者、ユーザー、ディスラプター、ユーモアのセンスを持つ人々、冒険家)として〈 アイデアを得たい対象を記入 〉について具体的な案を考えてください。
      • 技法6 環境配慮の案
        • 環境への影響を考慮した持続可能なアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題などを記入 〉について、持続可能なエネルギー源を活用したアイデアや、環境への影響を配慮したアイデアはありますか?
    • 第2章 「自由な発想」で考える
      • 技法7 関連する要素
        • お題から連想できる要素をあげて、面白い切り口を見つけます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題や目的を記入 〉
        • この問題から連想できる単語を30個あげ、次に関連が薄くてもいいので連想できる単語を100個あげてください。
      • 技法8 広い観点
        • 代表的な6つの観点に着目してアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 広くアイデアを出すには以下に示す6観点が役立ちます。カッコ内は観点の詳細です。これらを参考にして、〈 アイデアを得たい対象を記入 〉について多様なアイデアを生成してください。→人(主体、客体、単数、複数、立場、能力、市場、仕入れ先)、モノ(製品、素材、人以外の生き物)、プロセス(人とモノの動き、役割、相互作用)、環境(風土、取り巻く場、状況、時間、空間、構造)、意味・価値(意味、価値、感性、感情、金、情報、強み、機会、ビジョン、ゴール)、五感で感じるもの(色・形、音、におい、味、質感、触感、食感)
      • 技法9 ランダムな単語
        • 関係のない単語を100個あげて、それをヒントにアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • まず、日本語の単語を100個列挙してください。単語の間は「/」で区切ってください。その出力の後、次に、そこからランダムに単語を選び「お題」と組み合わせて魅力的なアイデアを考えてください。「お題」は〈 アイデアを得たい対象を記入 〉です。
      • 技法10 異質の取り入れ
        • まったく異質な視点と組み合わせてアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題や目的を記入 〉
        • この問題の解決に、まったく異質な要素を7つあげ、それぞれを取り入れた案を考えてください。それにはどのような効果がありますか?
      • 技法11 写真の中のヒント
        • 写真に写っているものをヒントにしてアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • この画像から思い浮かぶことを10個あげてください。次にそれを材料にして〈 アイデアを得たい対象を記入 〉として妥当なものを3つ、意外なものを3つ考案してください。
      • 技法12 制約なき発想
        • 前提条件や常識をとっぱらって、斬新なアイデアを発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • エネルギー、資金、時間、人材、法規制の制約がまったくないとしたら、もっとも理想的な〈 アイデアを得たい対象を記入 〉する手段は何だと思いますか?
    • 第3章 「ロジカルな発想」 で考える
      • 技法13 工夫のパターン
        • 伝統的な工夫・改良の40パターンを参考にして発想します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 何かの工夫・改良をする際には以下の発想の切り口40個を使って発想すると多様なアイデアが出ます。今考えたいのは〈 課題や目的を記入 〉の改良製品です。この題材ととくに相性がいいものを3つ選び、通常は組み合わせにくいものを3つ選び、発想してみてください。
        • 以下はその40個の切り口です。
        • 1.半分に切る 2. バラバラにして使えるようにする 3. 似ているものの中でどこか1つを変える 4. 左右で違う形にする 5. 二つのものを合わせる 6. 他にも使えるようにする 7. 中に、すっと入るようにする 8. どこかに重りを付ける 9. やる前に反対の方に動かす 10. 後で必要になるものを付けておく 11. 大切な所に何かを付ける 12. 高さを同じにする 13. 逆のやり方にする 14. くるくる回るようにする 15. いろいろな形にできるようにする 16. まずは大雑把にやる 17. 出っ張っている部分やへこんでいる部分を作る 18. 揺らす 19. 何度も繰り返せるようにする 20. 続けられるようにする 21. 素早く動かす 22. 邪魔になっているものを使う 23. 見えない所の様子がわかるようにする 24. 先っぽに固いものを付ける 25. 自分でうまく繋がってくれるようにする 26. 同じようなものをたくさん使う 27. どんどん取り換えられるものを使う 28. 磁石を使って動かす 29. 空気や水がものを押す力を使う 30. アルミホイルのような形を作れるもので包む 31. くっつくものを使う 32. 色を変える 33. 同じ固さか、同じ 材料にする 34. 出すぎないようにするか出てきたものをまた使えるようにする 35. 温度や柔らかさを変える 36. とかしたり、固めたりする 37. 温めて膨らませたり冷やして縮ませたりする 38. もっと濃くしたりたくさん何かを入れる 39. 周りに良くないことが起きないように、何かを詰める 40. 違う材料を一緒に使う。
      • 技法14 理想の状態
        • コストやリスクも考慮した、理想的なアイデアを発想していきます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 商品やサービスを記入 〉という商品について、その便益や機能を最大限に発揮させ、同時にコストや潜在的な害を最小限にする理想解を提案してください。そしてそれらをいくつか組み合わせた商品案を考えてください。
      • 技法15 未来の変化因子
        • 対象の変化に影響を与える因子を踏まえて、未来を構想していきます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • まず、〈 アイデアを得たい対象を記入 〉の今後10年間の変化に大きな影響を与えそうな因子をあげてください。次にその因子が充分に発展した場合の10年後の対象の姿をデザインしてください。最後にそれらを「N年後、●●する」という表記で3ステップの実現性を加味した構想を描いてください。
      • 技法16 先見倍歴
        • 過去の変化分をもとに、今後の変化の加速度も考慮して未来を推定します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 「先見倍歴」という未来予測の方法を定義します。
        • ①対象(「製品」または「事業」)を取り巻く現時点の「社会環境」と「技術要素」について列挙します。
        • ②それら(「環境要素」と「技術要素」)の過去30年の変化を洗い出します。
        • ③その変化分と同じだけ、現在の時点から発展させたら、それら(社会環境や技術要素)はどのぐらい変わるか、を推定します。
        • ④過去30年の変化分は、未来の15年間の変化分に相当すると仮定します。未来(15年後)に対象を取り巻く「社会環境」や「技術環境」をもとに、未来の対象(「製品」または「事業」)の姿を構想します。
        • この「先見倍歴」を用いて〈 アイデアを得たい対象を記入 〉の15年後の姿を予測してください。
      • 技法17 9つの型
        • 汎用性の高い「発想の9つの型」を使ってアイデアを考えます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを得たい対象を記入 〉のアイデアをSCAMPER法に基づいて提案してください。以下の観点を参考にしてください。→ S(代替):部分、人、材料、働き、プロセス/C(結合):部分、目的、応用方法、材料/A(適用):状況、モノ、行為、考え/M(修正):色、外形、音、音声、意味合い/M(拡大・縮小):高さ、重さ、サイズ、強度、頻度、複雑さ、価値/P(置き換え):そのままで別の分野、一部を変えて新しい用途、別の市場/E(削除):部分、機能、動き、負担、価値/R(並べ替え):パターン、配置、組み合わせ、部品/R(逆):順序、上下、内外
           
  • 2部 アイデアを磨きたいとき
    • 第4章 考えを「発展」させる
      • 技法18 新しい地平の探索
        • これまでに考えたアイデア候補に足りない「発想の切り口」を見つけます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを得たい対象を記入 〉というお題でアイデアを出してきました。アイデア群の偏りから、まだ考えられていないアイデアの方向性を見つけたいです。以下のアイデア群の偏りとして、どんなものがあるか教えてください。
        • 〈 ここまで出た全アイデアを記入 〉
      • 技法19 着想の良いところ
        • 既存のアイデアの「良いところ」と「伸び代」を見つけます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • アイデアを言うので、そのアイデアの良いところを4つ、発展のために考慮すべきことを1つ、コメントしてください。
        • 〈 アイデアの候補を記入 〉
      • 技法20 アイデアの改善
        • 質の良いアイデアを選び抜き、改善したアイデアを考えます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 改善によってもっともアイデアの質が向上するアイデアを選び、その改善案を示してください。
        • 〈 お題とアイデアの候補を記入 〉
      • 技法21 チームの創造力
        • 複数のアイデアを集約して、それぞれの性質に応じて適切に分類します。
        • AIへの指示文(プロンプト)①
        • 異なる形式で提出されたアイデアリストを統一されたシンプルなリストに変換してください。各アイデアには通し番号を付けて、元の表現をできるだけ変更せずに保持してください。ただし、誤字や脱字がある場合は、訂正案を括弧内に記載してください。
        • 〈 各メンバーのアイデアを記入 〉
        • AIへの指示文(プロンプト)②
        • これらのアイデアを確認し、類似したものをグループ化してください。ただし、過度に集約せず、アイデアの多様性を保持することが重要です。似たアイデアを1つにまとめる際は、集約されたアイデアごとに、関連するオリジナルのアイデアを括弧内に含めてください。また、アイデアの核心を捉え、可能なかぎり具体的かつ明確な形で集約したアイデアを提示してください。
      • 技法22 案の組み合わせ
        • これまでのアイデアを組み合わせて、新しいアイデアを生み出します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • これまであなたが出したアイデアと私が出したアイデアを組み合わせていくつか発展案を生成してみてください。
        • 〈 自分が考えたアイデアの候補を記入 〉
      • 技法23 異なる領域
        • 異なる分野の優れたビジネスモデルを組み合わせて、新しいアイデアを生み出します。
        • AIへの指示文(プロンプト)①
        • これまでに出たアイデアと〈 業界やサービスを記入 〉のビジネスモデルを組み合わせたらどのようなアイデアが考えられるでしょうか。
        • AIへの指示文(プロンプト)②
        • 〈 自社の業界を記入 〉からかなり遠い業界の優れたビジネスモデルを1つあげて、これまでに出たアイデアと組み合わせてみてください。
    • 第5章 考えを「具体的」にする
      • 技法24 アイデアスケッチ
        • 1行程度のアイデアを、詳細がわかるように3行で具体的に説明します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを出したスレッドに続ける、もしくはアイデアを記入する 〉
        • このアイデアを「アイデアのタイトル1行」および「アイデアの詳細内容3行」という形式で記述してください。誰向けの、何で、狙いは何かが、なんとなくわかるようにしてください。方向性を大きく変えて3パターン書いてください。
      • 技法25 6W3H
        • 「6W3H」の項目で、アイデアを具体的に言語化します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを出したスレッドに続ける、もしくはアイデアを記入する 〉
        • 先にあげたアイデアを具体的なプランに発展させるために、6W3Hのすべての要素を具体的に述べてください。6W3Hの各要素は以下です。
        • What(何を):アイデアの内容や目的を明確にする。
        • Why(なぜ):アイデアの背景や理由、価値を明確にする。
        • Who(誰が):アイデアの対象者や関係者を明確にする。
        • Whom(誰と):アイデアの協力者やパートナーを明確にする。
        • Where(どこで):アイデアの場所や範囲を明確にする。
        • When(いつ):アイデアのタイミングや期間を明確にする。
        • How(どうやって):アイデアの方法や手段を明確にする。
        • How much(いくらで):アイデアのコストや収益を明確にする。
        • How many(どれだけ):アイデアの数量や規模を明確にする。
      • 技法26 新規事業構想の型
        • 「リーンキャンバス改」の型を用いて、アイデアを新規事業案へと整えます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 ビジネスのアイデアを記入 〉というアイデアを発展させるために、リーンキャンバスの各要素を考えてください。リーンキャンバスの要素を以下に示します。顧客セグメント、初期顧客のペルソナ、課題、既存の代替品、独自の価値提案(UVP)、ソリューション、チャネル/販路、収益の流れ、コスト構造、主要指標、圧倒的な優位性、リソース。
    • 第6章 考えを「検証」する
      • 技法27 妥当性の検証
        • アイデアの「実現可能性」や「やる意義」といった妥当性を検証します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • これまでのアイデアについて、妥当性(実現可能性など)を1〜10で評価してください。最高が10です。評価の理由も教えてください。
        • 〈 アイデアの候補を記入 〉
      • 技法28 強みの検証
        • ビジネスアイデアの成功に必要な要素を聞き、自社の強みに合わせて改良します。
        • AIへの指示文(プロンプト)①
        • 〈 ビジネスのアイデアを記入 〉
        • この事業を成功させるのに必要な強みは何ですか? この事業を行うのに最適な企業はどこですか?
        • AIへの指示文(プロンプト)②
        • 自社の強みがより活きるようにアイデアを改良するならば、どのようになりますか?
        • 〈 自社の詳細を記入 〉
      • 技法29 影響力の人
        • 実現したアイデアに対して影響力を持つ人物の反応を検証します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 お題やアイデアを記入 〉
        • このお題に関する影響力のある人を同定してください。その人たちのアイデアへの反応はどのようなものになるか教えてください。
      • 技法30 リスクの検証
        • アイデアの潜在的な問題や障害を洗い出し、リスクを検証します。
        • AIへの指示文(プロンプト)①
        • 〈 アイデアを記入 〉
        • 提案された新規事業アイデアにはどのようなリスクが存在するか教えてください。
        • AIへの指示文(プロンプト)②
        • 〈 リスクを記入 〉というリスクをカバーする方法を考案して、アイデアをバージョンアップしてください。
      • 技法31 ダメ出しの模擬
        • アイデアを審査・検討する人から指摘されると予測される弱点を検証しておきます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 企画を記入 〉
        • この企画に、上層部はどのように反応するか、指摘事項を教えてください。上層部が重視する評価軸は、一般的な大企業のものを援用してください。
      • 技法32 知らず盗用の回避
        • 類似のアイデアがすでに存在していないかどうかを検証します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを記入 〉
        • このアイデアと類似性の高いアイデアがすでにないか調べています。すでにある類似したものを5つ書き出してください。類似度合いの高さを1〜10点で示してください。その理由も示してください。
           
  • 3部 アイデアを実現したいとき
    • 第7章 アイデアの「伝え方」を考える
      • 技法33 未来の報道発表
        • アイデアの魅力が伝わるように、プレスリリースの形にまとめます。
        • AIへの指示文(プロンプト)①
        • 〈 企画の詳細を記入 〉
        • この企画が3年後にリリースされる運びになったときのプレスリリースを書いてください。サービス名、想定ユーザー像、ユーザーの生の声、担当者の意気込み、売上目標も記してください。
        • AIへの指示文(プロンプト)②
        • 〈 企画の詳細を記入 〉
        • この企画が3年後にリリースされる運びになったときのプレスリリースを書いてください。ただし、ジャーナリズムの訓練を受けている人に向けた堅実なプレスリリースとしてください。なお上記のメモは企画チーム内部向けなので、表現や構成は適切に編集してください。
      • 技法34 売上の計画
        • ビジネスのアイデアが実現した際の売上を予測し、推移を可視化します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 ビジネスアイデアを記入 〉というアイデアを〈 自社や自社のビジネス形態の特徴 〉の新事業として事業化した際の月次の売上、コスト、人員、利益表を、1か月目から18か月目まで、省略せずに毎月詳細に記載してください。
      • 技法35 初期の顧客獲得
        • ビジネスのアイデアが実現した初期段階で顧客を獲得する戦略を考えます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 ビジネスアイデアを記入 〉
        • この事業を立ち上げる際に、初期の顧客獲得の戦略としてはどのようなものがありますか? 優秀な起業家の立場から具体的に提案してください。
      • 技法36 魅力的な見せ方
        • アイデアの魅力を伝えるプレゼン動画のシナリオを考えます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアの詳細を記入 〉
        • そのアイデアを効果的に見せる30秒ビデオのシナリオを描いてください。カットごとにビジュアルを差し込む場面について、画像生成AIへのプロンプトを示してください。
    • 第8章 アイデアの「実行策」を考える
      • 技法37 実証実験の手順
        • 実際に機能するかを確認するプロトタイピングや実証実験の手順を作成します。
        • AIへの指示文(プロンプト)①
        • 〈 商品アイデアを記入 〉
        • このアイデアが、実際に機能するかどうかを確認するための、プロトタイピング作業手順を作成してください。ステップごとに注意すべき点と、達成すべき要件も示してください。
        • AIへの指示文(プロンプト)②
        • 〈 仕組みやサービスのアイデアを記入 〉
        • このアイデアが、実際に機能するかどうかを確認するための、実証実験の手順を作成してください。ステップごとに注意すべき点と、達成すべき要件も示してください。
      • 技法38 アクション・プラン
        • アイデアを実行する際のプランや具体的なステップを考えます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 アイデアを記入 〉
        • このアイデアを実現するために具体的なアクション・プランを示してください。
           
  • 4部 考えるヒントがほしいとき
    • 第9章 「課題」を分析してヒントを得る
      • 技法39 促進の要因
        • 課題を解決する上で押さえておくべき要素を、専門家の視点からアドバイスしてもらいます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題を記入 〉という問題の解決に役立つ要素は何ですか? 異なる視点から、各分野の専門家として、詳細に可能性をリストアップしてください。
      • 技法40 阻害の要因
        • 課題の解決を妨げている要因をリストアップして把握します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題を記入 〉という困りごとは、長年多くの人が困っているにもかかわらず、解決されないままでいました。これらの問題の解決を阻害する要因は何でしょうか。
      • 技法41 社会課題の洞察
        • 社会課題の解決策を考えるために、その原因、被害者、影響を洞察します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 社会課題を記入 〉という社会課題の「具体的内容」と「苦しむ人たち」と「本質的原因」と「課題を放置した場合に新たに生まれてくる問題」を教えてください。
      • 技法42 国内外の先例
        • 国内や海外で同種の課題に取り組んで功を奏した事例を探します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題を記入 〉
        • 日本国内または世界のどこかで同様の問題を解決した成功事例はありますか? 古い事例でもかまいません。他言語のデータからも情報を抽出して、日本語で教えてください。
      • 技法43 他領域事例の探索
        • 事例の少ない課題解決のヒントを、他領域から探します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題を記入 〉
        • この問題の解決にヒントになりそうな「他の領域の類似問題」と「その解決策」をいくつか列挙してください。 
    • 第10章 「悩み」を分析してヒントを得る
      • 技法44 悩みの分割
        • 「悩み」を分割することで、考えやすい「お題」にします。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 複雑な問題や悩みからアイデア創出のお題を作りたいです。具体的には〈 悩みを記入 〉をより考えやすくするために少しずらしたお題を複数生成してください。考えやすいお題にするには、「時間(季節、曜日、時間帯、状況等)で分けて特定のときに特化したお題にする」「空間(場所、部屋、部分、部位等)で分けて特定のところに限定したお題にする」「条件(制約条件、物理特性、天候条件、その他の要素)がシンプルになる状況に限定したお題にする」の3つのずらし方が役に立ちます。
      • 技法45 悩みの根っこ
        • 表層的な悩みの「根っこ」を突き止めて、考えやすくします。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 複雑な問題や悩みからアイデア創出のお題を作りたいです。具体的には〈 悩みを記入 〉という悩みから、この問題の根底にクローズアップしたお題を生成してください。なお、問題の根底にクローズアップするには、まず「その問題の解決を邪魔する要因(根底要因)を7つ」あげます。次に「その根底要因を解消するにはどうすればいいか」という趣旨の問いを各々3つのバリエーションで作ります。回答が長くなった場合も省略せずに書き出してください。
      • 技法46 悩みの抽象化
        • そのままでは考えにくい難易度が高い悩みを、抽象度を変えることで考えやすくします。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 悩みを記入 〉という悩みを、わずかに、中程度に、高度に、上位概念化して、魅力的な「発想のお題」を3つずつ生成してください。発想のお題は「〇〇するにはどうすればいいか」や「新しい〇〇を考えよう」という文章タイプにしてください。
    • 第11章 「人」を分析してヒントを得る
      • 技法47 主な困りごと
        • 顧客にしたいと考えているユーザーの、主なニーズをとらえます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 人や属性を記入 〉が困っていることをあげてください。
      • 技法48 既存品のストレス
        • 既存の商品やサービスに対して、顧客の視点からの意見や要望を把握していきます。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 顧客が〈 既存の製品やサービスを記入 〉に関してストレスを感じる要因は何ですか?
      • 技法49 不満の要素
        • ユーザーが商品やサービスに感じている不満の要因を探ります。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 顧客の属性や特性などを記入 〉の満足度を下げる要素は何ですか?
      • 技法50 満足の向上
        • 商品やサービスにユーザーが抱く満足度を高める方法を探ります。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • どのようにすれば〈 顧客の属性や特性などを記入 〉の満足度を向上させることができますか?
      • 技法51 重要な要素
        • ユーザーの嗜好を分析し、判断を左右する重要な要素を把握します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 以下のようなターゲットユーザーが求めるもっとも重要な要素(あるいは機能)は何ですか?
        • 〈 顧客の属性や特性などを記入 〉
      • 技法52 お題のターゲット
        • 目の前にある課題が解決されることで「誰が喜ぶのか」を探ります。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題や目的を記入 〉
        • その問題が解決された場合、誰が困りごとの緩和や解決に、喜びを感じますか。
      • 技法53 着想のターゲット
        • 考えているアイデアが実現した際にユーザーとなる可能性のある人を探ります。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 商品やサービスのアイデアを記入 〉という製品コンセプトに対して、仮定されるユーザー層はどのような市場や人々と想像しますか?
    • 第12章 「未来」を予測してヒントを得る
      • 技法54 最近の傾向
        • 取り組んでいる課題やテーマの最新の傾向を分析します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 課題や目的を記入 〉この問題の解決に関する最新トレンドは何ですか?
      • 技法55 トレンドから予測
        • 現在のトレンドをもとに、近未来の状況を論理的に推測します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 〈 テーマや課題などを記入 〉について、既存の情報とトレンドをもとに一般的な予測を演繹的に描き出してください。
      • 技法56 百年の予測
        • 対象となるものの100年後の姿を予測します。
        • AIへの指示文(プロンプト)
        • 100年後の〈 商品・サービス・行為・概念などを記入 〉はどんなものだと思いますか。
    • 最終章 「技法」を使いこなす
      • 課題1 商品開発
      • 課題2 事業開発
      • 課題3 販売促進
         
  • おわりに

プロフィール
本かつお
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。
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