本かつお
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●なぜ気になったか
食にほとんどこだわりがない僕なので、食がテーマの本は相性が悪くおもしろいと思えないことが多い。「瞑想」もそう興味がないので、このタイトルだと普通は読みたいと思えずスルーするのだが、著者が宇野常寛さんとなると、読みたいと思ってしまう
●読了感想
宇野さんの本は、一見小難しかったりして「わからねー」と思うこともあるが、不思議なことにちゃんと読んでしまう。「うんうん、わかるー」と同意してしまう考え方もちょくちょく出てきておもしろく読めた。ラーメンや定食の魅力の表現、すばらしい!
アマゾンレビュー
●心に響いたフレーズ
- もし僕の少年時代に「子ども食堂」があったとして、そこに僕が通える条件は一つ、そこに「共同体がないこと」だ
- 家族や職場からの承認を得ることが正しく〈男らしい〉生き方だと考え、依存し続けた結果が、現代の中高年男性の孤独を生んでいるように僕には思えます
- テレビバラエティ的な『笑い』は、中心と周辺を設定し、周辺に配置された『イケてない』人間を貶めることで笑いを誘います。それは、特に何も持たず、ただ周囲に合わせることしかできない人々にとって、『救い』になります
- 石橋貴明的なものや松本人志的なものに周囲に追いやられた個性が、しっかりと尊重される社会を再建することが僕は必要だと考えます
●目次
- #1 ラーメン富士丸と『人間の条件』(前編)
- もの食う人びと
- HAKODATE WAR
- 聖戦士たち
- 孤独のグルPe
- T氏の帰還
- 変身
- #2 ラーメン富士丸と『人間の条件』(後編)
- ラーメンと僕
- T氏と瞑想
- ルネサンス的人間
- 人間の条件
- 富士丸へ
- 獣と神の世界
- #3 しんぱち食堂と無位の真人
- 焼き魚とオ ートバイ
- 無位の真人
- 夜明けのさば文化干し定食
- #4 PARIYA AOYAMAと『哀れなるものたち』
- コースよりも定食
- PARIYA AOYAMA と迷いの幸福
- 『哀れなるものたち』の条件
- 命の選択を
- #5 武蔵野アブラ學会と『カワセミ都市トーキョー』
- カワセミの棲む街
- 求道者たち
- ルソー主義者の憂鬱
- 油そばの禅味
- #6 大船軒と『「自然」という幻想』
- #7 CHATTY CHATTY と『オッペンハイマー』
- 赤狩りとアカデミー賞
- 雨の新宿御苑
- ハンバーガーと量子力学
- あの日、長崎は晴れていた
- #8 はま寿司と〈無敵の人〉
- 「ラーメンと瞑想」最大の危機
- 回転寿司屋のデッドヒート
- ランチタイムの縛りプレイ
- 女たちのスーパーロボット大戦
- 〈無敵の人〉へ
- #9「ひまわり」とクックロビン音頭
- 定食屋の幸福
- パパは中二病
- 誰が殺した? クックロビン
- 好きなポテトの話をしよう
- #10 とん太と『作家の値うち』
- 高田馬場にて
- 遭遇
- 閉じているけれど、開かれてもいる
- ラーメンよりもとんかつを
- #11 松石と『負けおじさんがキモすぎる!』
- 『負けおじさんがキモすぎる!』
- 『負けおじさんがイケメンすぎる!』
- 立ち食いの美学
- 「松石」の出現
- 『中年紳士がイケメンすぎる!
- #12 野方ホープと「恐れと悲しみの中を生きる者」
- 野方ホープと「宇野盛り」
- プーチンと『あいの里』
- 三島由紀夫は四十五歳で死んだが我々は生きなければならない
- 想像力の必要な仕事
プロフィール
「観る読む歩く、釣る食べる、求められれば写真撮る」そんなマイペースな人生を淡々と・・・。