小説/野崎まど
本かつお
読書は僕の小確幸
最近、SNS,特にXでの誹謗中傷や炎上、加えて、推し、ファンダム経済など、似たような視点の小説が今が旬のように出版されて、そろそろ鮮度が落ち始めていると感じる。新人文学賞受賞作だし、旬の内容だし、読むなら今かなと思うので読んでみたい
ストーリー的には、今が旬で他にもいろいろ読んだSNS炎上系だったので、それほどおもしろさは感じることはできなかった。だが、主人公アザミの個性表現や繊細な情景描写などの文章力には類稀な感性を感じたので、次の作品はぜひとも読んでみたい